第15回文学フリマ 無事終了。感想等。

先週日曜日、東京流通センターで開催された第15回文学フリマも無事

参加する事ができました。前日に空港で私服警官を不審者に間違える事件がおき

朝一の飛行機で会場に向かう予定にしていた私は祈る気持ちで当日を迎えました。

以前、朝一の飛行機でイベント会場に向かう予定だった時、搭乗10分前位に

飛行機の不備が見つかりその便が欠航、次の便に振り替えギリギリ開場に間に合う

という経験をしたことがあるので、(会場までのタクシー代で軍資金無くなり

当日イベントで本買えなかったのですよ。。。)会場に実際着くまでは油断でき

ない体質になってしまいました。ほんとあの手のアクシデントは心臓にワルい

です。

 

 

当日はコミティアも開催されていたおかげか、前回より一般の人数は少な目に

感じたのですがどうでしょう?一階の小説ジャンルにいたせいか終始落ち着いた

まったりした雰囲気だったように感じました。なんとか新刊も発行できたし、

文学フリマは今回で三回目の参加ですが一番本が出てくれましたし、友人も遊び

にきてくださったし、いい本も手に入ったし、ケータリングのターリー屋さんで

普通のナンやゆで卵や名前忘れたけど甘いナンも食べられたしで、とても快適な

イベントとなりました。年末最後のイベントとしていい形で終われそうです。

本人としてはやっとここまでこれた、という感じですね。過去に売上0も体験しての

ここまで、です(笑 創作ジャンルは0冊→1冊が大きな壁なんですよね、漫画や

イラストより文章は特にです。いい作品をつくるのは当然としてそれ以外にも

いかに他人が目に留める”フック”を自分が書きたいものの中から見つけ出すか、

そして見つけたフックが自分の販売物を置くスペースのレイアウトに非常に

影響してくるんですよね。いいフックは目に留まりやすくなるし、そこから

スペースに置いてある本に興味持ってもらえるし、そして本の中がいい世界

だったら手にしてもらえる。今回はこの点が本当に身に染みましたね、日々

なんでもない顔色していてその実のたうちまわっててよかったwプロはこう

いった日常をもっと高濃度で体験しているんだなぁと実感しました。大変だけ

どスバラシイ世界です。

 

 

イベント全体の感想としてましては早稲田大学サークルさんが相変わらず多い

なぁと思いましたね。前々から言葉に携わる職業についている人が多い大学

だなとは感じてたのですが、そういった伝統がこのイベントにも脈々と流れて

いるんですね。でもなんで早稲田大学OBには多いんだろ?とも前々から思って

いて、なんか他の大学とは違う”何かを主張したい私”を育成するプログラムでも

あるんでしょうか?あの大学には。漠然と疑問に思っていた事が今回の参加で

あらためて浮き出てきた感じです。もし諸事情を知ってる方がいらっしゃったら

教えていただけたらありがたい限りです。

 

 

次回文学フリマは初の大阪開催。そのあとにスピンオフで幕張メッセ開催。

てっきり春は大阪だけかと思っていたので、発表時はかなりびっくりしました。

どうイベント参加スケジュール組んでいこうか今から考えています。コミティア

にも参加したいし。でも文学フリマはできるだけ参加していきたいんですよね。

悩み時です。