- 働けど
- 楽にならざり
- 我が人生
- 夢を売って価値を得るには
- 夢は安すぎるのか・・・
今回は日経WOMAN二月号の開運占いについて、です。
働いていてもいいんだろうか・・・
そんな働く女性の憂鬱の味方になってくれる
日経WOMAN
今回は雑誌が女性誌ということで女性に問いかけてみますが、
日々働いていて思った事ありませんか?「このまま働いたまま
生涯終わってもいいんだろうか?」と。人生に正解はないと言い
ながらやれ勝ち組負け組と言われ、本当は面倒なのに女子会いか
なければコミュ障と陰口言われるんじゃないかと内心恐れ、ほん
とはこんなところでこんな上司や部下や同僚とこんな仕事がやり
たいわけじゃない!でも他にどんな仕事が適しているのか分から
ない、それだけならまだマシな方で本当は働きたくなく、専業主
婦を目指しているのにそんな道は一向に用意されてないために仕
方なく働いている方々には「・・・このままこうして働いていて
いいのだろうか・・・」と感じたことは一度や二度ではないはず。
そんな働く迷い人たちにひとまず、働くアドレナリンを出させて
明日も働きましょう!今日は暗かったかもしれませんが、明日は
明るいですよ!そんなテンション高めなアドバイスを毎号出して
くるのが日経WOMAN。そんな日経WOMANが占いの特集を組ん
でいたので購入してみました。日経WOMANですからもちろん前
向きです。「開運」占い特集です。でも本当の特集は袋とじの
1000万円貯まる本です。いかにも日経WOMANらしいチョイスで
すよね。
結局掃除なのか・・・。
開運にもっとも身近な行動とは
占い人は今をときめくゲッターズ飯田氏や風水で有名な李家幽竹氏
等を固め、占星術、開運メイクそして私が密かに注目している開運
料理人のちこさんを紹介してました。福を呼ぶパワースポットの紹
介や日経WOMANらしく金運に聞く神社の紹介もありました。しか
し私がこの特集を読んで愕然としたのが「運がよくなるお掃除術」
です。私は今、東洋医学の勉強も少しかじっているのですが、なん
とそこでも一番の行動は「掃除」だと言われました。なんでも汚れ
という邪気を払うのに最も効果的なのが掃除なのだそうで、神と人
がまみえる聖なるところを余すところなくすべて清めることが掃除
の本来の意味なのだそうです。神様への奉公がお清めという名の掃
除なのだそうですよ。この共時性にはびっくりしました。掃除が苦
手な私にとって苦い助言です。よく使うところを根気よく掃除する
というのならまだしも、二~三ヵ月に一回は床掃除も含めた大掃除
をしたほうがよいと言われたら、もともと掃除が苦手な私はため息
をつくしかありません。掃除が苦手な人は開運には向いてないのか?
しかし私は開運研究家と自分で銘打った以上、それを試すしかないと
心に誓ったのでした。日経WOMANの掃除特集も読みながら(部屋の
色んな場所にはいろんな神様達がいらっしゃるらしいです)掃除を
少しづつでもいいからやっていこうと思った矢先に思わぬ記事に目
を疑いました。
・・・ベッキーさん、こんなところに。。。
なんと、かの時の人、ベッキーさんが連載を持っていたのです。しか
も連載のタイトルが「ベッキー主催 30代しあわせ研究所」という
ものです。なんというタイトル。なんという組み合わせ。というか
皮肉。開運占い特集に今、沈黙を守ってるベッキーさんが笑顔で
写っているのです。なんでもこの特集今回で一周年らしく二月号
からさらにベッキーさんの興味や関心ごとにクローズアップして
いくと書かれてありました。しかし現在確かめにいくと今月号
(三月号)にはベッキーさん、いませんでした。。。なにしろ
「しあわせ研究所」というタイトルですからね。必要以上に
しあわせを追及してしまった感は確かにあります。続けたくても
続けられない感じですよね。しかも開運占い特集を組んだ二月号、
つまり最後の体験特集はなんと座禅。”座禅で心と体を整えよ
う”と銘打ってベッキーさんが座禅に挑戦されてる姿が写しだされ
てました。私はおもわず禅に興味持ったのはベッキーさん自身な
のか、スタッフ側からの提案なのか聞いてみたい衝動に私はから
れました。私はこの記事を読んでいて、なんと言っていいのやら
一体日経WOMANの開運占い特集は誰のためのものなのだろう
という思いにさいなまれましたよ。これは神が作った偶然なのか、
教訓なのか30代しあわせ研究所は二月号以降なんの予告もなくク
ローズしているのを見ると、座禅を組んで仏さま達に見透かされ
たのかとか、金運特集で組まれた神社たちに仕込まれたとしか思
えないようなこの有様。ある意味振り切ったベッキーさんの今後
の注目したいと思えるようになりました。
開運は結局誰のために。
日経WOMANが出した答えとは
開運は突き詰めれば掃除に突き当たる。それが私が最近導き出した
答えです。開運について調べると結局掃除しろ、とどこかで誰かが
言ってくる、そんな印象です。日経お前もか、そんな感想を抱いた
私ですが、もう少し別の角度から見ればせっかく女性が働くことに
フォーカスしている雑誌なのだから、もっとそれに添った占いでも
いいんじゃないかと思ったしだいです。成功するプレゼンを成就さ
せるにはこの占いが効く!とか、出世する道を作ってくれる占いな
らこの占いを信じなさいとかより具体的に働くことに寄り添った占
い特集でもいいんじゃないかなぁと思いました。他の女性誌より働
くことにフォーカスしている雑誌なのだし、そこは他の女性誌で組
まれる占いともっと差別化してもいいんじゃないかと感じました。
いやぁそれにしてもそんな感想をすべて吹っ飛ばす勢いのベッキー
さんの連載の突如の中断(再開するめどは立ってないのでしょうか?)
この意味深な出来事が起こった雑誌だからこそ、ここに載ってある
開運占いはある種注目すべき占いであると言わざるを得ないかもし
れません。この偶然なのか必然なのか分かりませんが、この現象を
私達はある種の教訓にして、正しく開運占いを利用しようではあり
ませんか。それがベッキーさんが体現したことへの学びにもなるの
ではないかと私は個人的に思うわけであります。
何気に恐ろしい二月号になってましたね。。。